令和6年1月1日に発生した能登地方を震源とする地震により、石川県を中心に甚大な被害が発生しました。多くの人が日常を奪われ避難生活を送る中、鳥取県生協では、被災地支援として、現地の配送支援や共済の契約者訪問活動などに取り組んでいます。

3月18日～22日の期間に支援を行った職員からの報告をお伝えします。

　被災地支援では、コープいしかわの職員さんとの配送や、全国から集まった生協職員さんと同乗しての配送支援を行いました。
　一日目の配達は金沢市内でした。能登半島に比べると被害は少ないようでしたが、地震の傷跡も所々あり、道路の液状化、家屋の崩落、電柱の傾き等確認できました。観光客も戻ってきており街には活気がありましたが、一方で同じ日に「のとセンター」「のと北部センター」の支援に行かれた職員からは、不審な県外ナンバーも増えているとの情報もありました。
　二日目からは、つるぎセンターの配送支援で生協ひろしまの方とペアになって配送支援を行いました。支援に行った頃は全国の生協から集まった職員が被害の少ない配送センターのコースを代走することで、コープ石川の職員さんが被災地へ行き、避難所や仮設住宅へお米やお水をお届けすることが出来たそうです。
　今回の支援を通じて改めて地震の怖さを思い知りました。鳥取県にいる私たちが何をできるかというととても難しいですが被災地に興味を持ち、被災地の現状を理解しなにができるか考えていくことも大切なのかなと思いました。
地震から3か月経ちましたが復興はまだまだです。決して風化させないよう能登のことを皆さんに知っていただき考えてもらえたらと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　運営部　共済グループ　松本 卓也
※被災地・支援の様子は募金報告の後の写真をご覧ください。

【能登半島地震緊急募金 報告】

１月２９日～２月８日の期間にお預かりしました ３，４２９，９００円 の募金は、２月１６日に日本生協連へ送金いたしました。多くの組合員さんからのご協力に心より感謝申し上げます。
皆様からお預かりした募金は、義援金として被災地へ届けられる他、支援金として被災地支援での活動等に活用されます。
引き続き、5月2回（４月22日～4月26日提出分）まで、募金を行いますので、ご協力をお願い致します。

被災地・支援の様子