“日本海コース2024・ピースリレー平和行進横断幕”を6 月21 日（金）に京都で開催されたピースパレードで受け取り、蹴上駅付近から京都市役所まで約6 キロのコースを京都府生協連合会、京都生協、国民平和行進ほか皆さんと一緒に行進しました。
京都で受け取った横断幕を掲げ、鳥取県内を行進した後、島根県生協連合会にお渡ししました。

≪鳥取市行進≫
（日時）２０２４年７月１３日（土）
（コース）とりぎん文化会館前～若桜街道～鳥取駅前風紋広場
　行進の前に、とりぎん文化会館にて「平和のつどい」を開催し、大澤綾子さん（鳥取市内在住）に「私の体験について」と題し、戦時中のくらしのようすや食糧事情などをお聞きしました。参加者からは、「戦争によって日常の学校生活や暮らしが変わっていく怖さを感じました。日用品、食料、エネルギー、生活に関わる全ての物が無くなった当時のリアルな話を聞き、あたりまえに生きていくことがいかに難しい状況であったのかが伝わりました。」などの感想をいただきました。
　出発式では、鳥取市深澤市長からも激励のメッセージをいただき、約50 名で行進を行いました。梅雨が明けきらない時期での県内行進初日でしたが、天気にも恵まれ、青空の下、元気に歌い鳥取市民に向けピースアピールを行いました。

≪倉吉市行進≫
（日時）２０２４年７月１４日（日）
（コース）倉吉駅前～鳥取銀行右折U ターン～倉吉駅前交差点前
　行進の前に、エキパル倉吉多目的ホールにて「平和のつどい」を開催し、折り鶴昇華再生事業（広島市にある平和記念公園の「原爆の子の像」などに寄贈される『平和の折り鶴』を再生原料として加工し、商品化する取り組み）をDVD で学び、参加者全員で糸からはずす作業を行いました。
　出発式では、倉吉市広田市長からも激励のメッセージをいただき、約30 名で行進を行いました。直前まで降っていた雨は行進時にはあがり、行進終了を待つようにしてまた降り始めました。折り鶴に込められた想いや、参加者の平和を願う気持ちが天に届いたかのような行進となりました。

≪米子市行進≫
（日時）２０２４年７月２０日（土）
（コース）文化ホール前広場～米子駅前～商工中金右折～米子市役所～駅前ワシントンホテル前
　県内最後となる米子市での取り組みは、平和行進から平和のつどいを行い、島根県生協連に横断幕を引き継ぐ形で行いました。米子市内行進は、鳥取市、倉吉市と比べ少し長い距離を約60 人で歩き、中間地点の米子市役所では、米子市伊木市長から激励のメッセージをいただき、後半の元気をいただきました。
　行進後、米子市文化ホールでの平和のつどいでは、広島・長崎の当時の実写フィルムや写真を織り交ぜながら被爆証言が語られる「にんげんをかえせ」の視聴や島根大学生協学生委員会平和部会の皆さんによる平和クイズを行い、島根県生協連合会への横断幕引継ぎ式を行いました。
　参加者からは「平和を願い、一人ひとりの声は小さいですが、みんなで集まれば大きな声、行動につながります。行進、いいですね！！」「“にんげんをかえせ”はじめて見ました。知らなかった話、画像などもあり、見れて良かった。大学生の皆さんの一生懸命さも感動でした。」など感想をいただきました。