2022ピースリレー&平和のつどい、島根県連への引継ぎ式が開催されました。
(鳥取地球人クラブ 中尾和則さん)
(東部平和のつどい参加者)
(広島被団協理事長 箕牧智之さん)
(中部平和のつどい参加者)
(正福寺前住職 渡辺大修さん)
(西部平和のつどい、引継ぎ式参加の皆さん)
7月9日(土)、鳥取福祉文化会館で東部平和のつどいが開催され43名の参加がありました。鳥取県生協の東部エリアの西川さんの司会で始まり、鳥取市深沢市長のメッセージを東部エリアの福田さんが代読されました。その後、鳥取地球人クラブ代表の中尾和則氏による「ロシアのウクライナ侵攻と国際平和」というテーマでお話がありました。
なぜロシアがウクライナに侵攻したのか、歴史的な背景や領土問題、国連憲章や国際法から見た戦争の考え方、中尾さん自身の体験から感じた反戦への決意など、わかりやすく説明されました。そのあと予定されていたピースリレーは雨が強まり残念ながら中止としました。
7月16日(土)、中部平和のつどいは新型コロナの感染急拡大により、実開催からZoomとYouTube配信に切り替え開催しました。鳥取県生協の中部支所を主会場に、関係者10名が集まり、Zoomで15名が参加されました。中部エリア武信さんの司会で始まり、広田倉吉市長からのメッセージを中部エリアの丸岡さんが代読され、その後、広島県被団協理事長、日本被団協代表理事の箕牧智之さんよりご自身の被爆体験や、当時の広島の惨状についてお話がありました。参加者からは多くの質問や感想が寄せられ、箕牧さんからは、とにかく核兵器をなくすことへの強いメッセージが伝えられました。予定されていたピースリレーは、新型コロナの感染急拡大をうけ中止としました。
7月17日(日)、西部ピースリレーは西部での感染急拡大により中止としました。西部平和のつどいは、参加者を限定し感染対策をしたうえで、会場を解放した状態で開催し35名の参加となりました。西部エリア船越さんの司会で始まり、西部エリア富永さんが伊木米子市長からのメッセージを代読し、中四国地連の傘木事務局長からのメッセージを島大生が代読しました。その後、正福寺前住職渡辺大修さんによる「ウクライナ問題と憲法9条」というテーマでお話がありました。東ヨーロッパの地図を見ながらロシアとウクライナの歴史や、問題点などを説明されました。憲法の話も分かりやすく説明され、参加した島大生など若い世代の人にも共感が広がりました。この後恒例となった、島大生による平和クイズがあり、地元にゆかりのある戦跡の問題など6つの質問に、参加者は悩みながら解答の説明に聞き入りました。
最後にピースリレー日本海コースの横断幕の引継ぎ式が開催されました。鳥取県生協連の松軒会長が挨拶されたのち、横断幕は島根県連に引き継がれ、島根県生協連矢倉会長より平和への願いを広島へ届けたいとの挨拶がありました。