協同組合が連帯し、県内大学生に生活応援物資をお届けしました
(支援物資//レトルトビーフカレー・たまごスープ・さばフレーク・
クオリティチョコ・乾燥シイタケ・星空舞・ミルクあめ)
(鳥取環境大/応援物資渡し)
新型コロナウイルス感染による第6波が心配される中、今年7月に取り組まれた全国大学生協連による“コロナ禍の学生生活アンケート”では、『今一番社会から離されている環境下で生きています。大学生の存在を忘れないで下さい』等、コロナ禍中で生活に困窮する様子が伝わってきます。県内協同組合連絡協議会での協議を踏まえ、今回は協同組合全体で支援していくことを確認し、県内4大学(鳥取大学、環境大学、短期大学、看護大学)の学生385人分の応援物資を届けることにしました。また、学生のワクチン接種への疑問に応えるために、医療生協が作成した「ワクチンQ&A」リーフレットも届けました。
11月8日(月)、鳥取大学特別会議室にて中島学長に目録を贈呈しました。学長からは、『後期からは対面授業も始まり、昨年出来なかった学園祭をライブ配信で開催することにしたが、学生のキャンパスへの戻りはこれからです。今回のあたたかい支援が大きな励みになります』とお礼を頂きました。
午後からは、環境大学に支援物資をお届けしました。学生には事前に支援物資受け取り希望を募ったことで、学生証を提示することで混雑することなく手渡すことが出来ました。 目録贈呈では、江﨑学長から支援へのお礼とともに、『学生には鳥取や大学で学んだことを地域の中でも活かせる学生になってほしい』と期待が述べられました。
11月10日(水)は鳥取短期大学と看護大学に応援物資をお届けし、松本学長に目録を贈呈しました。県生協の長谷川専務からは『少しでも元気を出してこれからの学生生活と今後の人生を歩んで頂きたいという思いを込めて支援させて頂きます。学生の皆さんも一日一日を大切に、今だからこそ出来る事を精一杯取り組んで下さい』と激励の挨拶がありました。学長からは『実際の困窮度は昨年より厳しいと感じる状況の中、地域の皆さまが大学に向けていただく支援や見守りを肌で感じることを嬉しく思います。この支えを受け止め、恩返しできるよう努めていきたい』と挨拶を頂きました。短期大学・看護大学の学生からは『コロナ過で困難な中、協同組合の皆さんからの支援を心強く感じます。一日でも早く充実した日々が送れるよう、私たちも、感染症対策をしっかり行い、支え合って学生生活を送っていきます』とお礼の挨拶がありました。
今回は県内の協同組合が連帯し、学生生活への支援活動に取り組みました。これからも連帯の力を発揮し、他団体とも連携しながら様々な地域課題への取り組みが期待出来そうです。