活動紹介

活動紹介

生協とJAが連帯し、県内大学生に生活応援物資をお届けしました


(目録贈呈/鳥取看護大、鳥取短大)


(鳥取環境大/応援物資紹介)
左から、江﨑大学長、栗原JA会長、井上県生協理事長

新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、大学の閉鎖やオンラインによる授業が影響し、大学生の生活も大きく様変わりしています。大学生からは「暖房をつけない」「食事の回数を1食に減らしている」「空腹を水で満たしている」等、コロナ禍中で生活に困窮している様子が伺えました。このような状況の中、生協とJAが連帯し大学生への支援活動に取り組みました。

JAグループから県中央会と3農協が県内産新米2㎏とレトルトごはんを、生協からは県連と県生協でレトルトカレーやカップ麺、とりそぼろ等を調達し、県内4大学(鳥取大学、環境大学、短期大学、看護大学)の学生330人分の応援物資をお届けしました。

12月18日は鳥取短期大学と看護大学に応援物資をお届けし、学長に目録を贈呈しました。県生協の長谷川専務からは『大切な青春の1ページがコロナウイルスによって大きな影響があったと思います。県生協では“ともに生きる”を2030年ビジョンに掲げています。今回の支援活動が学生皆さんのお役に立てればと思います』と激励の挨拶がありました。学長からは『今年はコロナ禍で、体育祭や大学祭が出来ず、楽しむことも出来ない状況です。今回このような応援を頂きありがとうございます』と挨拶を頂きました。看護学生からは『皆様からのあたたかい支援を忘れず、勉学に励みます』とお礼の挨拶がありました。

12月21日には鳥取大学と鳥取環境大学に応援物資をお届けしました。鳥取大学では24日に大学生協を通じて、学生に渡すことになっています。

環境大学では、事前に“支援物資受け取り希望を募ったことにより、当日は混雑することなく学生に手渡すことが出来ました。

当日はマスコミ3社取材のもと、学長室で贈呈式を執り行いました。JA県中央会の栗原会長からは『お届けした星空舞は30年かけて作った地元のお米です。農家の皆さんへの感謝を忘れず、コロナに負けず学生生活を楽しんで下さい』と挨拶されました。県生協の井上理事長からは『“エシカル”の視点を持った生協の人気商品をお届けしました。お米も含め美味しく食べて頂ければと思います』との挨拶がありました。江﨑環境大学長からは『今回学生は支援される方ですが、誰一人取り残さないSDGsの目標実現に向かって行動出来る人になり、鳥取を好きになってほしいと思います。ありがとうございました。』との挨拶を頂きました。

今回は、年の瀬が迫るコロナ禍という制約の中、生協とJAが連帯して地域課題に取り組むことが出来ました。これからの協同組合連帯・連携のあり方を模索し実践していく事例として実感することが出来ました。

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