鳥取県と県生協連合会との懇談会が開催されました
8月23日(金)、県庁会議室にて今年度第1回目の「鳥取県と鳥取県生活協同組合連合会との懇談会」が開催され、県からは生活環境部理事監をはじめ4名、生協から8名が参加しました。
最初に、生協県連会長と生活環境部理事監(消費生活センター所長)の挨拶のあと、出席者と各生協の事業活動が紹介されました。
鳥取医療生協からは、県栄養士会や県マイレージ事業とのコラボ企画として取り組む「虹の健康チャレンジ」、イオンと連携した「健康チェック活動」、県主催が主催する「くらしと経済・法律講座」の一環として「生活協同組合の挑戦~いのち・暮らし・平和な地域づくり」がテーマの講座に鳥取医療生協として講師を務めたこと等が報告されました。
県生協からは、「2019事業・社会・環境活動報告」をもとに、2020年ビジョン、SDGs行動宣言、「はじめてばこ」、「COOP虹の森保全活動」、エシカル消費活動、フードドライブの取り組み等が報告されました。
鳥取大学生協からは、今年はじめて発行した「入学準備、スタートガイド」をもとに、様々なトラブルや食へのアドバイス等、充実した大学生活をサポートする取り組みが紹介されました。
こくみん共済COOP県推進本部からは、直近の災害関連報告や他団体・生協との連携による防災・減災に関する取り組みが報告されました。
グリーンコープ生協とっとりからは、グリーンコープガイドをもとに、特徴的な商品の紹介、残留放射能検査の取り組みや「グリーンコープでんき」についての紹介がありました。
続いて、県消費生活センターからは「H30年度消費生活相談」の概要、SNSを活用した消費生活相談の取り組み、消費者見守りネットワーク協議会と市町村設置に向けた状況報告、令和元年度消費者教育の取り組み状況、県と生協県連との包括連携協定に基づく取り組み状況、くらしの安心推進課からは「地域安全フォーラム」の紹介がありました。
その後の意見交換では、「消費者見守りネットワーク」に関する質問や、今後設置予定の市町に対して、生協の総合力発揮が期待できる分野として県からの働きかけが要望されました。また今後に向けての問題意識では、これまで地域でサポーターとして支援してきた方たちが支援される世代になってきており、新たなサポーター・世話人の育成・要請がカギとの意見が出されました。
最後に、包括連携協定に基づく今年度の取り組みをすすめ、今年度末には各担当課も交えた総括会議を開催し、次につなげていくことを確認しました。