2018年度 第2回「鳥取県と生協県連との包括連携に係る懇談会」が開催されました
(鳥取県・生協懇談会/19.2.18)
2月18日(月)県庁会議室にて、今年度2回目となる「鳥取県と鳥取県生活協同組合連合会との包括連携に関する協定」に係る懇談会が開催され、県からは小林局長(生活環境部くらしの安心局)をはじめ、各担当課合わせて17名、生協から県連役員全員(10名)が参加しました。
はじめに、県連会長とくらしの安心局長の挨拶に続き、包括連携項目に基づく「18年度取組実施状況」と「19年度連携拡充希望項目」に関する報告と意見交換を行いました。
鳥取県生協からは、地産地消(とっとり育ち、じげの味鳥取)の普及や生産者との交流、県や福祉団体も参加する「災害時相互協力協定」の締結、生協職員対象の「認知症サポーター養成講座」の実施、「赤ちゃんサポート」等子育て支援活動、食育推進活動県知事賞受賞、エシカル消費啓発活動等が報告されました。鳥取医療生協からは、医療費や無料低額診療、介護保険の学習や、特殊詐欺、契約トラブルに関する見守りや気づき等の「何でも相談員養成講座」の開催、イオンとの共同企画の「健康企画」の実施状況について報告がありました。米子医療生協からは虹の健康チャレンジの取り組みや、認知症介護に関わる研修への講師派遣等が報告されました。共済生協からは、青少年育成協議会が主催する「防災学習」への協力や地区防災訓練での防災カフェの出展、女性消防隊防災研修会への協力等が報告されました。
次に県の各担当課からは、“高齢者・障がい者支援”“移住定住の促進”“防災・災害対応”“子育て支援”“環境保全”“エシカル消費啓発”“とっとり共生の里活動”“とっとり共生の森活動”に関する連携取り組みの状況が報告されました。意見交換では、県生協が予定する「エシカルフェスタ」への協力、「防災士資格取得への協力」「あいサポート運動への参加」「せいきょうまつりのブース出展」「生協機関紙での消費者トラブル情報の掲載」「共生の森取り組みの相互視察」等の要望が出され、協定書の改定に向けた具体化への作業をすすめていくことが確認されました。
19年度の連携希望項目では、県がすすめる「健康健民マイレージ」と生協県連で取り組む「虹の健康チャレンジ」との連携(生協県連)、県がすすめる「ともそだて支援事業」「婚姻率を上げる施策」への協力(子育て応援課)、「市町村の地域見守りネットワーク化事業」への協力(消費生活センター)の提案があり、今後個別に検討していくことが確認されました。