「国際協同組合デー 第28回鳥取県の集い」が開催されました
<表彰式/向副理事長(県生協)>
<最優秀賞発表/中田リーダー(県生協)>
<記念講演/鶴岡会長(弓ヶ浜水産)>
<捌き方講座/生協グループ>
7月11日(水)、食のみやこ鳥取「とりっ子広場」にて「国際協同組合デー 第28回 鳥取県の集い」が開催され、生協グループ40名を含め全体で約140名の協同組合関係者が集いました。
まず主催者の鳥取県協同組合連絡協議会を代表し、鳥取県漁業協同組合の景山組合長から挨拶がありました。続いて協同組合地域貢献コンテストの表彰式があり、地域食堂や食材提供等県内の市町や社協と連携した「フードサポート事業」を進めておられる鳥取県生協の取り組みが最優秀賞を受賞しました。引き続いて鳥取県生協 生活支援・福祉サービス準備室の中田リーダーから「フードサポート事業の取り組みについて」の発表がありました。中田リーダーからは『これからも出来ることを見つけ、連携を大切にしていくこと、そんな協同組合でありたいと思います』と締めくくり、参加者からも共感の声が広がりました。
続いて今回のつどいの記念講演として、「美保湾における銀鮭養殖について」をテーマに、鳥取県境港市でギンザケ養殖・水産加工をすすめておられる弓ヶ浜水産㈱の鶴岡比呂志会長にご講演を頂きました。
弓ヶ浜水産は、東日本大震災での被災により、宮城県女川町から養殖の代替地として鳥取県境港に本社を移動し、IoTを活用した自発接餌技術も導入し、「境港サーモン」ブランドとして年間2,000トンを生産しておられます。講演の最後に鶴岡会長からは「SDGsを実施する企業の一つとして、協同を通じた持続可能な社会の実現に貢献していきます」とのメッセージが述べられました。
集いのまとめでは、中国労働金庫鳥取県営業本部の小椋本部長から閉会の挨拶を行いました。
昼食をはさみ午後からは、鳥取県漁業協同組合の大磯専務を講師に「魚の捌き方講座」が開催されました。今回はハマチを使った捌き方と刺身の作り方について、魚の鮮度を保つために流水は2回に止めること、背骨の関節の透明な部分に包丁を入れる等、丁寧に教えて頂きました。
最後に、参加者全員でハマチや境港サーモンを美味しく頂きました。