「ヒバクシャ国際署名をすすめる鳥取県民の会」が発足しました
《経過報告/石川事務局長》
《被爆体験語り部》
《囲み取材/石川事務局長》
5月24日(水)、「ヒバクシャ国際署名をすすめる鳥取県民の会」の発足大会が開催されました。会の発足に先駆け、鳥取県原爆被害者協議会からの発足提案に基づき、原水爆禁止鳥取県協議会、新日本婦人の会鳥取県本部、鳥取県生活協同組合連合会の4者により準備をすすめてきました。当日は参加14団体、マスコミ7社含めて約30名が参加されました。
鳥取県生協連合会の松軒会長による開会挨拶の後、会事務局を担う石川さん(県原爆被害者協議会事務局長)から、会発足の経過や署名活動をすすめる意義等の報告があり、続いて若桜町長と日本原水爆被害者団体協議会からのメッセージが代読されました。次に3名の方から被爆体験談を語っていただきました。広島の原爆投下から10日後に派遣された看護師の方は、『悲惨な状況下での救護支援にも関わらず「新爆弾」と教えられ、鳥取に戻るまで「原爆」とは知らされなかった。核兵器をこの世から廃絶し、世界の平和を祈って止みません』と語られました。
次に、会に参加された「鳥取県生協」「被爆アオギリを広める会」「新日本婦人の会」による活動報告がありました。鳥取県生協からは、ビジョンに基づき組合員活動で取り組む平和活動が紹介され、『平和な世界を子どもたちに残すために、より一層取り組みを広めていきます』との決意が述べられました。
その後の意見交換では、『より幅広く他の団体等にも会への参加を呼びかけると良いのでは』等の意見が出されました。現在、会への参加と署名への賛同を呼びかけた40団体のうち、現在17団体の協力が得られており、今後は街頭署名活動や首長にも協力を呼びかけていくことを確認しました。最後に原水爆禁止鳥取県協議会の太田事務局長が閉会挨拶を行いました。