第50回鳥取県消費者大会 80名の参加で開催
《五百川様/県消費生活センター》
《鳥取市消費者団体連絡協議会》
《角田龍平弁護士》
2月24日(金) 倉吉交流プラザ視聴覚ホールにて、第50回鳥取県消費者大会が80名の参加で開催されました。中国労働金庫、新日本婦人の会鳥取県本部、鳥取県母親大会連絡会、鳥取県生活協同組合連合会の4団体が実行委員会を結成し、企画やテーマ設定などを検討しすすめてきました。 開催にあたり、今大会実行委員の中島一彦 中国労金鳥取営業部長より、今回初めて県中部で消費者大会が開催される経過や今回のテーマ等に関する挨拶を行いました。
最初に、県内における高齢者・消費者被害状況に関して、県消費生活センターの五百川様から「だまされやすい心理チェック」や「60歳以上相談内容」等を説明して頂き、「おかしいな、困ったな」と思ったら県消費生活センターに相談して頂くよう報告されました。参加者からは「STOP悪質商法カレンダーが良かった」「消費生活センターがあって心強いです」等の感想が出されていました。
続いて、鳥取市消費者団体連絡協議会による寸劇「健康ショップながいき」の上演がありました。健康商品を販売する健康ショップで「無料」や「格安」で人を集め、高額な契約を取り付けるいわゆる「SF商法」、最終的には知人に消費生活センターを教えてもらい、「クーリング・オフ」を利用するというストーリー。参加者からは「寸劇あり、替え歌ありの参加型で、大変楽しかった」と感想を頂きました。
現在、テレビ等のメディアに精力的に出演されている弁護士の角田龍平さんに「実例で学ぶおもしろ講座~高齢者・消費者トラブルの手口と対策~」と題して基調講演をして頂きました。義母にかかった電話に騙され、振り込む手前で家族から「オレオレ詐欺」と知らされた実例話や、「送り付け商法」の手口等お笑いも交えた講演で、参加者からは「日々のくらしで騙されやすい場面は多々あるので、賢い消費者になれるよう知識を身に付けたい」「家族とのコミュケーションをしっかり取ること、大切ですね」等の感想が出され、実例をもとにしたおもしろ講座が好評でした。