2016年10月21日に発生した「鳥取県中部地震」から2ヶ月が経過しました。現在の状況をお知らせ致します。

県内6つの生協ではそれぞれ「地震対策本部」を設置し、地震発生直後から電話と訪問による組合員への安否確認、避難所訪問による健康相談、片付けや炊き出しボランティア、災害時物資協定に基づく物資調達、被災受付と現場調査活動、義援金活動等に取り組んできています。

12月14日現在、鳥取県中部地域における重軽傷者は23名、幸いにも死亡者や震災関連死はありませんが、住宅被害については「一部破損」も含めて14,304件(エリヤ内36,900世帯中)と、安心して暮らせる状況までには至っていません。また、農産物被害(梨、柿等)や観光への被害(宿泊キャンセル)も大きく、復旧と復興はこれからという状況です。

今回の地震災害に対し、全国の生協の皆様からの人的物的支援や励ましの言葉、義援金等を通じて応援を頂いております。第一次受付の12月5日までに鳥取県連開設の義援金口座には、6,174,005円の義援金が寄せられ、12月16日には、鳥取県生協、鳥取医療生協、鳥取生協連3生協が県庁を訪問し、それぞれ県災害義援金代表の藪田福祉保健部部長に義援金目録を贈呈させて頂きました。この義援金は「鳥取県中部地震災害義援金配分委員会」に拠出され、委員会の決定を経て被害を受けられた方々に配分されます。なお、第二次の義援金受付を来年2月28日とさせて頂いております。引き続きご協力頂きますようお願い致します。

あらためまして皆様方に感謝とお礼を述べさせて頂きますとともに、全国の生協の皆様と連帯し、住みなれた地域で安心して暮らせる地域づくりをめざし、これからも支援を続けて参ります。 ありがとうございました。