県議会 福祉生活病院常任委員との懇談会が開催されました
12月1日、『安心して暮らし続けられる地域づくり』をテーマに、県議会福祉生活病院常任委員会委員5名との懇談会が開催されました。県連からは役員5名が参加し、県行政からは、くらしの安心局局長、参事、消費生活センター所長、係長、議会事務局課長補佐が同席されました。
福祉生活病院常任委員会委員長による開会挨拶に続き、生協県連会長挨拶のあと、各生協から今回のテーマに絞った事業活動の報告や要望を提案しました。
鳥取医療生協からは、健康増進・生活習慣改善を推進する「とっとり虹の健康コース」について、今回は県連全体で取り組んだこともあり、約4,000名が参加する取り組みに広がりつつあること、県と締結している「見守り活動」の状況等について報告がありました。県生協からは、10月に開設した「くらしのサポート総合窓口」やくらし助け合いの会の取り組みについて報告がありました。全労済県本部からは、防災・減災の意識高揚に役立つ防災イベントや防災カフェの取り組み報告と合わせ、地域防災リーダーを育成していくために、県として「防災士講座」の開設を要望しました。また、県連からは「地域包括協定」の締結に向けた協力を要請しました。
意見交換では、防災・減災に役立つイベントや活動を始めたきっかけ、県内防災士の人数等の質問を頂きました。また、自治体も含め地域でもくらしサポートの取り組みを行っているが、生協が進めるサポート活動とどうつなげていくかが課題、健康コースも行政と共同した取り組みが期待できるのでは、県の「健康指標」は全国平均より低いこともあり、生協がリーダー的役割を発揮してほしい、夕食宅配事業への期待はこれからも高まると思われるので、高齢者にもっと広げてほしい等、アドバイスを頂きました。行政側からも、行政だけでは行き届かない部分もあり、生協の垣根のない横断的な事業活動と共同していくことが効果的、との意見を頂きました。地域包括協定については、今後どう具体化を図っていくかがポイント、生協側からも具体的な情報や提案をお願いする等の意見を頂きました。
今回の懇談会では、生協が様々な事業や活動をすすめていることが理解出来たので良かった等の感想を頂き、生協の事業活動や地域貢献活動、今後生協がめざしている課題についてもご理解頂くことが出来、有意義な情報交換の場となりました。