活動紹介

活動紹介

「ピースアクション2015 平和講演会」が開催されました

写真:大会の様子

写真:パネルディスカッションの様子

写真:パネルディスカッションの様子

写真:パネルディスカッションの様子

写真:パネルディスカッションの様子

鳥取県生協と県連の共催で、3月13日(金)スティーブン・リーパー氏(広島平和文化センター前理事長)を講師にお招きし、「核兵器廃絶に向けて日本にできること」をテーマに「平和講演会」が開催されました。生協組合員と役職員、民医連、新婦人、行政など約80名が参加しました。

尾坂さん(県生協組活グループ)による開会宣言と大森部長(県生協)による挨拶の後、リーパー氏から、2010年以降の核兵器廃絶をめざす新しい運動として、「非核保有国は核保有国の承認なしに核兵器を禁止することが出来ること」や「核兵器の非人道性への言及」により、核兵器廃絶への機運と可能性が大きく広がりつつあること、また2013年10月開催の国連総会での「核兵器の人道的影響に関する声明」には日本を含む125ヶ国が署名したものの、核兵器の非合法化や国際法に関することが取り除かれていることに対し、日本がこれらの新しい運動を弱める働きをしていることが指摘されました。

この点に関して、NPT再検討会議に向け、オーストリアが国連全加盟国に配布した核兵器禁止を呼びかけた文書について、日本政府が賛同を見送る方針を固めたという報道に関連し、「核の傘」から脱却し「平和文化のリーダーになり得るのは世界で唯一被爆を体験した日本であり天命」との考えが述べられました。

最後に今回のNPT再検討会議に県内から代表参加する方々に、ニューヨークの大使館では「オーストリア声明にサインせよ」と強く要請して下さいとのアドバイスがありました。

講演会の後、今回のNPT再検討会議に県内から代表参加される5名の内、4名の方からの決意表明がありました。

石川さん(鳥取県原爆被害者協議会事務局長)からは、「国連ロビーでの原爆被害者としての証言やデモ行進にも参加し、原爆被害者の考えを広げたい」との決意表明がありました。田中さん(鳥取民医連)からは、「3.1ビキニデーにも参加し、核兵器廃絶の声を届けたい」との力強い表明がありました。澤さん(鳥取生協病院)は、福島支援のチャリテイで子どもが募金してくれたことを紹介し、「子ども達のためにも核兵器をなくしたい」との表明がありました。柳さん(新日本婦人の会)からは、「毎週金曜日に脱原発の行動をしている。原発も核もない平和な世界に力を注ぎたい」との決意表明がありました。

当日会場では、「核兵器廃絶署名」や「代表派遣カンパ」の取り組みと合わせ、リーパーさんがお書きになった『日本が世界を救う』のサイン会も行われました。

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