鳥取県生協連では2月に開催した県長寿社会課との懇談に続き、3月16日鳥取県社会福祉協議会との懇談会を開催しました。

鳥取県社協からは小林良守さん(地域福祉部部長)、松田優子さん(地域福祉部主事)の2名が出席、生協県連からは松軒(県連会長)、浜江(県生協理事長)、池成(鳥取医療副組合長)、林(鳥取医療専務理事)の4名が出席しました。

生協からは、自作の「住み慣れた地域でその人らしく暮らし続けられる地域社会づくりをめざして」パンフレットと「市町村県内生協の地域資源」をもとに、「買い物支援」「地域見守り活動」「たすけ合い活動」「サロン活動」「子育て支援活動」「災害時協定」などの取り組みについて説明しました。

県社協からは、介護保険制度改定に向けた市町村社協の取り組み状況や「コーディネーター養成事業」などの説明がありました。

懇談では、行政、社協、他の事業団体のお互いの組織の性格や内容が充分理解されていないこと、都市型をイメージした地域支援事業とは違い、全国以上に人口減少や高齢化がすすむ鳥取県としてのコミュニテイや地域支援の在り方が求められていること、活動だけでなく地域おこしや雇用も含めた事業的視点での取り組みが求められること等の意見交換が行われました。

また、社協の市町村事務局会議にも生協からのゲスト参加が可能なこと、社協が認定するコミュニティソーシャルワーカー研修への参加要請がありました。

県社協とは引き続き懇談会の場を設けることや、新しい地域支援事業をすすめる市町村の準備状況等についても情報交換をしていくことになりました。