鳥取県生協と県連の共催で、7月1日（火）広島県連の高田専務を講師としてお招きし、「平和を求める学習会」が倉吉未来中心で開催されました。約50名の県生協の役職員や組合員、県連役員が参加しました。

まず、2010年に開催されたNPT再検討会議で「二度と同じような体験をしてもらいたくないことを伝えに来ました」とメッセージを発信された被ばく者の活躍が紹介されました。次に核兵器廃絶をめぐる情勢として、「核兵器の非人道性」を訴える共同声明に日本国が初めて賛同したこと、世界の核兵器はこの30年間で大幅に減っているものの、核兵器の威力は1000倍にもなっていること等が紹介されました。

最後に、これからの世論形成として「核兵器禁止条約締結に向けた署名活動」の展開、ピースアクションを通じたネットワークの形成、2015年NPT再検討会議への代表派遣等の有効性が強調されました。

参加者からは、8万筆の署名活動をすすめている教訓のこと、広島では今後どのような活動を展開されるのか、ピースリレーでより多くの参加を得るにはどうすればいいか等の質問が出されていました。

今後、県生協や県連では、平和首長会議未加盟町村への訪問、要請やピースリレー、平和のための戦争展等をすすめていきます。