7月25日（木）鳥取県漁協会議室にて、鳥取県協同組合連絡協議会が主催する「第91回国際協同組合デー記念集会鳥取県のつどい」が開催されました。今回の集会からは、昨年の国際協同組合年の取り組みでご一緒した中国労金鳥取県本部も連絡協議会に加わり、総勢100名を超える会場いっぱいのつどいとなりました。

最初に景山一夫氏(県漁協組合長)の開会あいさつの後、「ごみと海の関わり」をテーマに、松村治夫氏(鳥取環境大学環境学部教授)による記念講演がありました。美しい海を取り戻すために境港市と漁協、大学の共同による海底ごみの調査研究や、東日本大震災による漂流ごみの移動経路把握と「太平洋ごみベルト」の形成や「プラスチックプランクトン」問題等、二次災害防止のための研究が報告されました。

昼食では、地元生産物を使ったバイキング料理を堪能した後、午後からは大磯氏(県漁協専務)料理長による「ハマチのさばき方、刺身の作り方」教室が開催されました。一度も魚をさばいた経験のない男性職員も含め、刺身になるまで約1時間半もの時間がかかりましたが、「魚の構造がよくわかった」「一度家でも試してみたい」等、好評でした。最後に、JA職員の皆さんによる味噌汁と様々な形をしたハマチの刺身を試食し、協同組合に従事する役職員同士の交流も含め大変有意義な料理講習会でした。