鳥取県ユニセフ協会設立に向けた「第2回ユニセフ学習会」を開催しました。
5月20日、生協県連とユニセフ準備会共催による「第2回 ユニセフ学習会」が開催され、県内生協の役職員やユニセフ設立準備会メンバー含めて約30名が参加しました。講師には広島ユニセフ協会事務局長の山本真左美様をお招きし、県協会設立の意義や役割、設立大会までの取り組みポイント等自らの経験も踏まえわかりやすい言葉と内容でお話頂きました。
特に、県協会を設立していく上での大切なポイントとして、①世界の子ども達の現状やユニセフ活動をより多くの方に知らせていくためにも学習会を開催し、支援者・仲間(ボランティア) を増やすこと、②大学・企業・関係団体に県ユニセフ協会の理事・評議員を引き受けて頂き、支援の輪を広げていくこと等を力説されました。
参加者からも『ユニセフ活動に使われている費用は?』『足元のことも解決していないのにユニセフなんてといわれた時にどう切り返すのか』『ユニセフ活動への誤解に対してどう説明されているのか』等、県協会を設立していく上での実践的な質問が出されていました。また、感想でも『事務局やボランティアの方たちが活き活きと楽しく活動されていることが伝わりました』『200名の賛助会員集めは本当に出来るのかと思っていましたが、今回のお話を聞いていろいろな方法や可能性があるということが良くわかりました』等、今回の学習会を通じて県協会を立ち上げていく大きな力になりました。
今回は時間の関係上、学習会終了後に「バングラデシュの子ども達の労働」体験をワークショップで行いました。結果、6人で10分間に18袋の紙袋を作成しましたが、なんと一人当たりの一日8時間労働の収入は約2円程度しかないこともわかり、現在の児童労働の実態を知る良い機会となりました。
鳥取県ユニセフ協会(仮称)準備会では、10月に発起人会と12月には設立大会を開催し、本格的な活動をスタートしていく予定です。